近藤社殿(近藤工務店)
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ご依頼の流れ

ご紹介頂くことの条件

幣社は、先代からの受注体制を継承し、新規の施工依頼のお客様には、他神社様・知人様のご紹介を頂けないと受注はお受けいたしておりません。
また、(突発短期間での工事・他社との競合・大手建設会社の下請け)は重ねてお受けできません。
現在お取引いただいている神社様・施主様には、そういった幣社の理念を理解して頂いております。仮に、幣社にご依頼を希望されて、他神社様・施主様にお伺いされた折、弊社の(良い・悪い)の判定は聞く事が出来ると思います。その上でのご紹介を頂いた場合は、信念と技術をもって、最善を尽くす所存。良いものを造るには、時間とお金はつきものと考えますが、昨今の奉賛諸事情では先に進めないのも悩みの一つではないでしょうか?神職様との信頼は元より、選ばれた事への感謝。(神の社を造らせて頂ける事は、人に選ばれて作事するのではなく、神に選ばれた事と心得よ)←先代口伝…宮番匠は神に選ばれずしてはその領域に入ることはできません。
幣社の経営理念をご納得いただける神社様・施主様へのご奉仕を主としております。なお、小規模な事業所の為、何件もの受注を重ねることでの、(工期の短縮や、職人の増員)などで、お客様にご迷惑をかける事を避けております。

ご紹介頂いたのち

他神社様・施主様のご紹介を頂いたのち、弊社から作事方がお伺いさせていただきます。
工事の内容や施工期間を伺い、施工場所を見分させていただきます。
工事の内容が見て取れれば、簡単な施工の進みをご説明させていただき、見分が困難な場所においては、後日採寸等の折再度見分しご説明致します。

採寸等の詳細な現場見分

社殿の造り(既存の仕上げ)を詳細に見分させて頂きます。神社社殿の宮割(社殿の寸法比率)は様々で、全ての材料と比率が各神社で違います。既存の比率を変えない事が元になり、写真の撮影や、詳細な採寸等が必要になります。その折、社殿等に入らせて頂く場合があります。
また、新に新設工事や新規改修をされる場合は、施主様の意向と既存の社殿に似合う施工方法を提案させていただきます。適正な木材や仕上げ方なども提案できればと思います。
※(各部門の業者見分等で、何度かお伺いさせていただくことがあります)

見積り

現地採寸等の作業終了後、少々の日程を頂いて見積を致します。
各業者との詳細事項説明・打ち合わせ等をしたのち、上がってきた各社の見積を合算してお届けします。
図面等が必要な場所は、詳細図面を製作してご説明させていただきます。

予算等の関係で、見積事項の仕様や施工手段が無理な場合はご遠慮なくお申し出下さい。

工程の算定・支払方法

見積を提出後、ご納得いただければ期日を算定し工期を提案させていただきます。神社様の年中行事の邪魔にならないよう配慮させていただきますが、工期が長くかかる場合は、その旨お伝えします。
支払方法は、金額や作事の内容によっては分割清算をお願いすることもあります。

以上の事をご納得いただいたのち、契約・着工となります。

ご契約

見積・工程にご納得いただいたのち、契約書面をお持ちいたします。
神社様個人の発注の場合は、当神社の宮司様のご署名・捺印を頂きます。
神社様法人としての発注の場合は、宮司様・氏子総代長様or建設委員長様、のご署名・捺印を頂きます。

着工・中間時の見分

工期の指定により着工期日が決まれば、作事にかかります。
社殿等に属する大規模な工事の着工時は、当神社様にて(安全祈願祭)を取り行って頂きます。
大規模な工事の場合、中間時に構造や仕上げの説明を随時させていただきます。
神社建築の構造上、突発的に施工が困難であったり、仕上げが本来の仕様に適さないと判断した場合も随時ご説明をさせていただきます。

※施工現場が(本殿)の場合は、神社様にて仮遷座の儀を斎行していただく場合があります。

竣工

各所の工事が完了したら、竣工見分を行って頂きます。
見分終了ののち、竣工となります。

メンテナンス・お伺い

竣工ののち、不具合や他の工事依頼があれば、お伺いします。
不定期ではありますが、その後の進展や、これからの事項(世間話)をさせていただきにお伺いさせていただくこともあります。

※その折は、どうかご歓迎して頂けるように精進いたします。笑。
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